老化肌の原因は?

老化をはじめとするスキンケアトラブルの一番の原因は乾燥と言われています。年齢とともにターンオーバーが遅くなりそれに伴って潤いが維持しにくくなります。また皮脂腺活動も衰えてくることから皮脂膜がスムーズに形成されず、年中乾燥を感じるようになります。

生活の中で気を付ける事

洗顔方法:熱いお湯ですすがないように

エアコンによる乾燥:湿度が40%以下になると乾燥しはじめます。

電気毛布:暖めながらねると全身乾燥します。寝る前の最初だけ暖める、湯たんぽにするなど工夫を

長風呂:疲れをとり血行をよくするので入浴はおすすめなのですが、長く湯船に入ったり長時間お風呂で過ごすと乾燥します。セラミドをはじめ保湿成分が流れ出てしまいます。30分ぐらいをめどにしましょう。

運動:加齢とともに皮脂や汗の分泌されにくくなっているので、美肌のために運動するよう心掛ける

ローションパック:手持ちの化粧水をコットンやシートに含ませてパックし長時間放置すると乾燥します。お化粧水が蒸発する際、肌の水溶性保湿成分を抱きかかえて蒸発するからです。気温や湿度にもよりますが2分~5分以内で

紫外線

太陽の紫外線による影響で皮膚にダメージを被ることを光老化と言います。紫外線によってシミやシワが発生し肌の弾力まで奪います。

紫外線にはUVA波・UVB波と2種類あります。

UVA波は生活紫外線とよばれて薄いシャツや窓ガラス越しに私たちのお肌にまで届きます。真皮にはコラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力をつかさどっている真皮組織線維がありますがUVA波はそれらの線維を破壊するコラゲナーゼと言う酵素を増やします。破壊されて線維は変性しハリ弾力は損なわれ戻りにくくなります。その結果シワとして線があらわれます。

UVB波は主に表皮にダメージを与えサンバーンと言う状態を起こします。海水浴や山登りなどアウトドアを楽しんだ直後に肌が真っ赤になったことないでしょうか?UVB波はエネルギーが大きいのが特徴で肌を黒くさせるメラニンを多量に生成しシミを作ります表皮組織の遺伝子も傷つくため皮膚ガンの原因にもなります。サンバーンにより肌の水分量皮脂量とともに減退し乾燥につながります。線がはっきり刻まれ「艶」がなくなり老化が促進されます。

紫外線は太陽がでているかぎり一年中降り注いでいるわけです。

UV予防

帽子・日傘・長袖シャツにサングラスで予防

UV加工のシャツや日傘は雨にぬれたりお洗濯すると効果が減っていきます。メーカーさんにかくにんして購入しましょう。

サングラスは濃い色は瞳孔がひらいて逆効果です。UV加工されているサングラスだと色は問題ないです。

日焼け止めUV選び

非薄化

20~30歳代をピークに女性ホルモンは少しずつ減少し更年期を迎えると急激に低下します。それと同時にコラーゲンの生成がうまくできず若々しいふっくらした感じが失われていき、シワの「線」がはっきりし「艶」にも欠けます。

40歳頃からエストロゲンが減りはじめます=ホルモンバラン スが崩れ始めるという事です。 生理不順や冷え、のぼせ、めまい、多汗、寒気、動悸、胃腸の 不具合などが現れます。 肌や粘膜が乾燥すると外界からの刺激に反応しやすく免疫系が働いて、かぶれなどを起こさないよう防御しま す。 。。 。

ですが若い頃と違って、乾燥しかぶれた状態がなかなか治らず⻑引いてしまうケースを、今まさに身をもって 経験されている人もいれば、先輩や⺟親がそういう時があったと回想している人もおられるでしょう。 これらは、元を正せばエストロゲン減少が影響している可能性が高いという事です。

更年期でお肌の変化

肌トラブルはお顔だけではなく身体も同じことです。

角質層には潤いを蓄え乾燥と刺激からお肌を守るバリア機能と呼ばれる役割がありますが、エストロゲンの減少によりバリア機能が衰えます。

衰えると敏感肌になり、かゆみ、赤み、かぶれなどの症状がでたりします。

更年期のお肌には保湿が必要

顔や身体を洗うとき洗いすぎに注意をする。

身体を洗うタオルは刺激をあたえないものにする。

お風呂上りにはお顔のスキンケアだけでなく身体にもしっかり保湿をします。

紫外線からお肌を守る

肌老化の大きな原因は紫外線と乾燥。

紫外線は一年中降り注いでいるのでUV効果のある化粧品を使用し帽子、サングラス、日傘などを使用する。

規則正しい生活をとる

睡眠中に肌老化を防いでくれる成長ホルモンが分泌されるので規則正しい生活をしましょう。

美容のため睡眠をとる

肌トラブルの原因はエストロゲンの減少にあるので女性ホルモンの働きをもたらしてくれる大豆やイソフラボンを食生活にとりいれましょう。

食事でとれないようでしたらサプリメントをとるのも有効です。

もう年齢が年齢だからと諦めてしないでしょうか?

原因を知り対策をとればいつまでも美を保つことはできます。