10年後・・・後悔しないために今できること。。。

肌老化の原因は乾燥・紫外線・非薄化

間違ったお手入れ、そして少しだけならとUVを付けずに外出したりしていませんか?

まずは乾燥

年齢とともにターンオーバーが遅くなりそれに伴って潤いが維持しにくくなります。また皮脂腺活動も衰えてくることから皮脂膜がスムーズに形成されず、年中乾燥を感じるようになります。

生活の中で気を付ける事

①洗顔方法:熱いお湯ですすがないように

②エアコンによる乾燥:湿度が40%以下になると乾燥しはじめます。

③電気毛布:暖めながらねると全身乾燥します。寝る前の最初だけ暖める、湯たんぽにするなど工夫を

④長風呂:疲れをとり血行をよくするので入浴はおすすめなのですが、長く湯船に入ったり長時間お風呂で過ごすと乾燥します。セラミドをはじめ保湿成分が流れ出てしまいます。30分ぐらいをめどにしましょう。

⑤運動:加齢とともに皮脂や汗の分泌されにくくなっているので、美肌のために運動するよう心掛ける

⑥ローションパック:手持ちの化粧水をコットンやシートに含ませてパックし長時間放置すると乾燥します。
お化粧水が蒸発する際、肌の水溶性保湿成分を抱きかかえて蒸発するからです。気温や湿度にもよりますが2分~5分以内にしてくださいね。

紫外線
太陽の紫外線による影響で皮膚にダメージを被ることを光老化と言います。
紫外線によってシミやシワが発生し肌の弾力まで奪います。

紫外線にはUVA波・UVB波と2種類あります。

UVA波は生活紫外線とよばれて薄いシャツや窓ガラス越しに私たちのお肌にまで届きます。
真皮にはコラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力をつかさどっている真皮組織線維がありますがUVA波はそれらの線維を破壊するコラゲナーゼと言う酵素を増やします。
破壊されて線維は変性しハリ弾力は損なわれ戻りにくくなります。
その結果シワとして線があらわれます。

UVB波は主に表皮にダメージを与えサンバーンと言う状態を起こします。
海水浴や山登りなどアウトドアを楽しんだ直後に肌が真っ赤になったことないでしょうか?
UVB波はエネルギーが大きいのが特徴で肌を黒くさせるメラニンを多量に生成しシミを作ります表皮組織の遺伝子も傷つくため皮膚ガンの原因にもなります。
サンバーンにより肌の水分量皮脂量とともに減退し乾燥につながります。
線がはっきり刻まれ「艶」がなくなり老化が促進されます。

紫外線は太陽がでているかぎり一年中降り注いでいるわけです。

UV予防

帽子・日傘・長袖シャツにサングラスで予防

UV加工のシャツや日傘は雨にぬれたりお洗濯すると効果が減っていきます。
メーカーさんにかくにんして購入しましょう。

サングラスは濃い色は瞳孔がひらいて逆効果です。
UV加工されているサングラスだと色は問題ないです。

日焼け止め選び

非薄化

20~30歳代をピークに女性ホルモンは少しずつ減少し更年期を迎えると急激に低下します。
それと同時にコラーゲンの生成がうまくできず若々しいふっくらした感じが失われていき、シワの「線」がはっきりし「艶」にも欠けます。

40歳頃からエストロゲンが減りはじめます=ホルモンバラン スが崩れ始めるという事です。
生理不順や冷え、のぼせ、めまい、多汗、寒気、動悸、胃腸の 不具合などが現れます。
肌や粘膜が乾燥すると外界からの刺激に反応しやすく免疫系が働いて、かぶれなどを起こさないよう防御しま す。 。。 。

ですが若い頃と違って、乾燥しかぶれた状態がなかなか治らず⻑引いてしまうケースを、今まさに身をもって 経験されている人もいれば、先輩や⺟親がそういう時があったと回想している人もおられるでしょう。
これらは、元を正せばエストロゲン減少が影響している可能性が高いという事です。

正しい洗顔方法で素肌美人

女性ならほとんどの方がお化粧していると思いますが、今後何年お化粧しますか?
毎日使う化粧品お肌に優しい使い方でいつまでも素肌美人に・・

お顔の浮腫み、シワ、シミ、たるみ、ほうれい線など一言でいえば老化と言われがちですが、間違ったスキンケアで老化を加速させていたりするのです

クレンジング

口紅をとる:唇にクレンジング剤をつけます。
縦じわに入った顔料を浮かせるつもりでなじませる。
唇は粘膜なのでソフトに行う

アイシャドーやマスカラ、アイブロウなどをとる:目の回りにクレンジング剤をなじませる。
目元の皮膚は頬や額など他の部位に比べて脂肪が薄くデリケートな部分なので優しく行う

ファンデーションをとる:ファンデーション油分がふくまれています。その油分をクレンジング剤の油分成分で溶かしてなじませる要領です。強く擦る必要性はありません。

外気に触れる一番外側のお肌の層は0.02ミリしかありません。
ふき取りの摩擦が強いとお肌を傷めてしまいますので気をつけましょう。

洗顔

クレンジング剤が残っていませんか?

まずは手を洗い油分を落としましょう。

・清潔な手の平に洗顔料を適量とり泡立てます。

・お顔と首に素早く伸ばし泡のクッションを利用して洗います。(強く擦らない)

洗顔料の多くはPHがアルカリ性に傾いて作られています。弱酸性のお肌に長くしつこい洗顔を行うのはNGです。手早く優しく洗顔します。

※肌は強く擦ると色素沈着を起こします。
例えばブラやショーツがあたるところは若干肌色のトーンが暗いですよね。
皮膚は摩擦されればされるほど自分自身のお肌を守ろうとメラニン色素を分泌します。
目元口元はデリケートな部分だという事をお忘れなく。
また目元口元はアルコール分が入っているなど刺激の強い化粧品の原料はとてもリスキー。

ぬるま湯ですすぎます

温度が高いとお肌にある保湿成分が流れてしまい乾燥します。
反対に氷水のように冷たいと血流がわるくなりクマが目立つ結果に。
少し冷たいかなと思う温度がお勧めです。

洗顔料が残っているとスキントラブルのもとになるので、お顔を50回くらい、首を30回ぐらいの目安ですすぎます。アルカリ性に傾いている状態から弱酸性のお肌に早く戻すために水の中性を利用するという意味においてもお勧めな方法です。

清潔なタオルで水分を押さえ拭きします

お顔をふくときはゴシゴシこすらずタオルの部分部分においてていねいに押さえて拭きます。

洗顔選び

スキンケアの基本中の基本は洗顔です。どのような高価な美容液や化粧水などをつけても洗顔でしっかり汚れが落としきれていないと栄養はとどきません。

そして化粧品メーカーをバラバラに使用すると汚れは落としきれません。

例えば合成ポリマーが使われているアイライナー、マスカラ、ファンデーションなどを使用していたら植物性油剤や石鹸洗顔ではほぼ落としきれないです。

ファンデーションの化粧品メーカーと洗顔のメーカーを同じにすることで汚れは落とすことができます。

2001年4月より施行された化粧品の成分の表示。配合量の多い順番に表記しています。合成界面活性剤やPRTRが原因でお肌の乾燥、シミ、シワ、スキントラブルを起こしている可能性もあります。お肌の老化を防ぐ手段として自分のお肌に合っているのか?環境にも優しいか?を吟味して化粧品をチョイスする習慣をつけてほしいと思います。

合成界面活性剤は洗顔料をはじめその他の化粧品、洗濯洗剤、食器洗剤や食品、医療品の中にも含まれ生活を快適にしてくれるものではありますが極力お肌に負担がかからないものを選ぶことが老化防止を目指す第一歩です。

合成界面活性剤は皮膚表面の常在菌を殺し、お肌のたんぱく質を壊してしまう危険性があり、たんぱく質が損なわれると本来なら分子が大きくて表皮に侵入しない防腐剤や殺菌剤、色素、香料などが浸透しやすくなります。その結果、肌荒れ、乾燥、シミ、シワなどのスキントラブルを起こしている可能性があります

PRTR
(クレンジング剤や洗顔料をはじめ様々な化粧品、日用品に含まれるPRTR対象化学物質、人の環境は生態系に有害な恐れがあるなどの症状を有するもの)

化粧品に含まれるPRTR対象化学物質

エタノールアミン、EDTA、ドデジルベンゼンススルホン酸、ラウラミンオキシド、ラウレス、パレス、ミレス、トリデセス
合成界面活性剤(例:カルボン酸、ラウリルヒドロキシスルタイン、ココイルグリシンK、ラウリルグルコシド、ラウリルベタイン、コミカド、リゾレシチンなど)

BHA(ヒチルヒドロキシアニソール)・・瀬球に対する酸化防止剤として開発。水に溶けず多価アルコール水やオイルに溶け、耐熱安全性もあります。敏感肌の人は刺激やアレルギー反応を起こすことがあります。

BHT(ジプチルヒドロキシトルエン)・・他の酸化防止剤に比べ耐熱安全性に優れて安価なので化粧品に使用されますが、BHAと同等ぐらいの抗酸化力があります。安全性には十分考慮が必要です。

洗顔料の見直し

素肌美人になるためには化粧品の見直しも必要かと思います。
今使っている洗顔料が自分に合っているのか?
洗顔したあとメイクはきちんと落ちていますか?
お肌はつっぱっていないでしょうか?つっぱっている=何かとれすぎちゃった。

保湿成分がとれすぎてしまっている訳なので洗顔料を見直すきっかけにしてほしいと思います。

洗顔料が肌質に合わないものを使っている限りどんな優れた美容液やクリームなどを使用しても効果があらられません。

お肌の洗いすぎや乾燥は表皮ブドウ球菌(善玉菌)を減らしています

  1. 洗顔料の脂肪酸成分はミリスチン酸やステアリン酸、アミノ酸系のほうが乾燥させにくい、シワになりにくい。ラウリン酸オンリーは避ける
  2. 首のシワが気になる方はボディソープより、お顔を洗う洗顔料で首を洗うとシワ予防になります。
  3. 洗顔時のすすぎの温度:温度が高いとセラミドの油脂分が落ちてしまい乾燥の原因になるので、やや冷たいかなと思う湯温度でお顔50回、首30回ぐらいすすぎましょう
ラウリン酸 ミリスチン酸 ステアリン酸
洗浄性・泡立ち  良い 中間 劣る
保湿性 劣る 中間  良い
皮膚刺激 高い 中間 低い

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大人のにきび